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2017-04

北朝鮮情勢

皆さま、いつもブログをお読み頂き有難うございます。
皆さまがあってこそ、何とか継続できております(よく間が空いてしまいますが。。。)。
北朝鮮問題が騒がしい月になってしまい、またblog が滞ってしまいました。
ここで、現状のまとめに、少し当blog でも言及してみたいと思います。

# アメリカは北朝鮮がICBMを手に入れるのを看過できない
 アメリカは、オバマ前大統領が「戦略的忍耐」で対応したために、ここまで北朝鮮のやったもの勝ちになったと考えています。北朝鮮がICMBを開発し、核弾頭を搭載できる技術(1トン以下に小型化すること。大気圏突入の高温にさらされても起爆できること)を手に入れるのが、絶対に許せない/越えてはならない red line になります。
 日本は、ノドン・テポドン開発により、とっくに射程圏内にはいっています。こんなにのんびりと構えていてよいものかと思いますが、通常ミサイルで原発を狙われても問題ですし、サリンや天然痘ウイルスが拡散してもたまったものではありません。まあ、理由なく撃ってはこないであろうと高をくくっているのでしょうけれども、今の状況で、アメリカの作戦に断末魔の叫びと何でもアリやってこられると、ターゲットは当然韓国と日本でしょう。もっとも、血の結束を誓った宗主国チャイナが、あっさりとアメリカに説得されて裏切った今となっては、中国に向けてミサイル発射する可能性もゼロではないかも知れません。

# 次の北朝鮮の行動
 今月初めの米中会談を通じて、習近平国家主席に北朝鮮を説得させる作戦が今の所機能しているようで、15日の金日正生誕105周年記念式典でも核実験は封印していました。中国が、「15日に核実験することだけは、やめておけ」と説得したのでしょう。とはいえ、核実験は一度準備してしまうと解体するのは至難の業で、結局は実施せざるを得なくなるそうです。
 この中国の行動は、当然ロシアにも睨まれることでしょう。
 となると、4月25日の軍の創立記念日に、何か主張するものがないと内政的/国威発揚には困ったことになるのでしょうけれども、太陽節に軍のパレードもやってしまったので、残るは核実験か、さてさて日本や韓国に核ミサイルを撃ってくるのか? さて、どうでしょうか?
 中国は、金正恩を亡命させようと説得しているのでしょう。さて、この気性ですから、国を離れ金王朝を捨てて、亡命を受け入れるのでしょうか?亡命先は、唯一国交のあるマレーシアという説もありますが、金正男暗殺したため、受け入れられないでしょう。後ろ盾の中国に亡命するのでしょうか?そうなると、中国が北朝鮮に新しい政権を擁立しようとするときには誰を指導者に選ぶのでしょうか?
 説得に失敗した時には、北朝鮮が先制攻撃にでるのでしょうか?相手がアメリカですから、圧倒的な軍事力の差にヤケッパチになって、アメリカの出方を見るまでもなく「何でもあり」作戦にでるのでしょうか?
 核ミサイルのスイッチは、金正恩以外にも6人押す権限を与えられているそうです。金正恩が暗殺されたり、亡命すると、それこそヤケッパチでミサイル攻撃をやってしまうのかも知れません。アメリカのサイバー攻撃は、ヤケッパチの最大一斉攻撃を失敗に終わらせることができるのでしょうか?何十発もノドンが飛来し、どの個体が核弾頭をもっているのか解らない状況になるでしょう。迎撃し漏らしたミサイルの中に、核弾頭を搭載している個体が入っていても不思議はないでしょう。
 もっとも、北朝鮮がミサイル発射する本数よりも、アメリカが空爆で落とす爆弾の方がけた違いに多いので、北朝鮮がミサイル撃つと、必ずアメリカ空軍の報復空爆で、平壌は全滅してしまうでしょう。北朝鮮は戦闘機をほとんど持っていないので、空爆に対して空中戦を挑めないのです。常識的には、こんな状況でミサイル撃ってこないと思いますが、金正恩は暴走すると何をしでかすか分からない性格です。
 なお、今月16日に北朝鮮が威嚇に失敗した中距離ミサイルは、アメリカのサイバー攻撃の結果とも言われています。北朝鮮としても、アメリカのサイバー攻撃の確認する意図があって、発射したのかも知れません。

# ここで北の核放棄ができるのか?
 かといって、ここで核開発を中止するよう説得できたとしても、口先だけというのがこれまでの経過でした。勿論、ロシアが全面的に技術協力していたからこそ、これだけ早く核ミサイル開発が進んでいます。北朝鮮の軍事力強化が維持されるかぎり、問題をこれ以上先送りするのはとても危険な判断だと思われます。一部にも、1994年にクリントン政権が、北朝鮮の核開発組織をぶっ潰すために、局所爆撃を計画した時に実行しておけばよかった、と悔やむ声があります。この時には、北朝鮮の報復措置により、ソウルが火の海になる可能性に対抗措置がとれずに、延期されました。ソウルは、38度線北朝鮮との国境から40km しか離れておらず、通常兵器による攻撃の射程距離に入っています。ソウルに駐在するアメリカ軍兵士とその家族に多大な犠牲がでるとの判断で、攻撃しませんでした。
 その後、北朝鮮はロシアに技術者を派遣し、核開発や軍事力開発を加速化させました。西側諸国の経済制裁は行われても、中国が何も対策しないので、北朝鮮の軍事力開発が進んでしまいました。
 となると、やはり北朝鮮に何か行動をとらせて、アメリカが金正恩の暗殺に動くというのが普通に考えられるシナリオなのでしょう。アメリカはこれまでにも、ベトナム戦争の時のトンキン湾事件のように、相手の先制攻撃をでっち上げて全面反撃に出るのが得意の作戦です。ブッシュ大統領も、大量破壊兵器をでっちあげて、イラクに全面攻撃をかけました。日本も真珠湾攻撃に吸い込まれてしまいましたが。。
 こういった歴史を見てきたからこそ北朝鮮は、先制攻撃に走るかもしれません。となると、日本はミサイルを迎撃できるのでしょうか?どちらかというと、アメリカのサイバー攻撃が機能しないと、核ミサイルが飛んでくる状況が現実化してしまうのかも知れません。

# 日本は準備ができているのか?
 もし、核ミサイルの飛来が仮に防げたとしても、日本にはまだまだ危機が残っています。一つは、北朝鮮の工作員によるテロでしょう。液体のサリンやVXを日本国内に持ち込んでいると考えられていますが、これまでにテロに慣れていなければ、経験もない、警察に対応を促すのでは余りに心もとない。。。と、悩みが尽きません。
 北朝鮮、韓国から押し寄せてくるであろう難民も頭の痛い問題です。中には、工作員も紛れ込んでいることでしょう。彼らによるテロのリスクが更に高まりますが、今度は化学兵器に加えて生物兵器も持ち込んでくる可能性があります。
 そして、工作員だけではなく、15日の軍事パレードで初めて登場した特殊部隊がまた一段と恐ろしい存在です。何でも、殺人を目的に訓練されていて、8万人も居るそうですが、日本国内に入り込むと殺人事件(一般市民から政府関係者まで対象になる)が発生する可能性も高まります。安倍首相だって狙われるかも知れません。
 1996年に北朝鮮の潜水艦が韓国に侵入、江陵市で座礁した際も、北朝鮮の工作員数名が逃亡、何十万という韓国軍兵士相手に逃走を続け、何人もの韓国軍兵士を射殺しており、その能力の高さがうかがわれます。

 何かと緊張の高まった状況が続いていますが、北朝鮮が中国に25日の核実験実施を通告してきたという情報もありますし、アメリカのシンクタンクは核実験に向かって周囲住民を避難させる等の動きがでてきたことを指摘しています。さて、無事に済むのでしょうか?北朝鮮のノドン・テポドンに、サイバー攻撃は機能するのでしょうか?日本のパトリオットやPAC3は、飛来するミサイルの迎撃に成功するのでしょうか?
 27日が新月で、アメリカが北朝鮮を空爆を行うとすると、新月の日と言われております。まだまだ、25日、27日と北朝鮮問題は緊張が続きます。

最後まで、お読み頂き有難うございます。
かなり端折って書いているため、舌足らずの部分もありますが、御見苦しい点すみません。北朝鮮、金正恩がどこかで折れるのか、それとも周囲を粛清してきた「性格」そのままに、断末魔の叫びというか、暴走するのか、今週が一つのピークです。文化遺産の維持の為にも、戦争は回避したいところですが、さてどうなるでしょうか。





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プロフィール

scaramouche

Author:scaramouche
I am an Executive coach, Consultant and Negotiator working in Tokyo, Japan. In charge with develop people, leadership management and motivation management, supporting president level, executive level and organization level.
Concurrently a visiting lecturer/researcher in Ohmae Kenichi School of Business.

After earning MD and PhD in medicine, I experienced medical practice as an anesthesiologist and ICU expert followed by scientific research work of molecular biology and molecular genetics. Following academic experiences, I joined to a global pharmaceutical company, and experienced Drug Discovery projects, Biomarker works in global Biomarker group, and Drug Development projects in the global context of drug development. Through my medical and business career, I have shown leadership involving internal and external stakeholders to create the value of projects.

Specialties: MBA (Business strategy, Marketing, and People Development), GLLC Certified Coach, JCA Certified Medical Coach, ABNLP Certified NLP practitioner, JNLPA Certified NLP practitioner, JSNS Certified Negotiation analyst, MD.Sc, PhD (Medical), Faculty Fellow of Pharmaceutical Medicine, Certification by the Training course of Biomedical Ethics and Law (Tokyo University).

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