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2017-02

花音が天に召されました

皆さま、なかなかブログ更新できておらず、申し訳ございません。
今日は、悲しいお知らせをお伝えしなければなりません。
先日、2月17日19時40分 飼っていたウサギが天に召されました。
2010年の5月18日に家族の一員になって以来、ほぼ7年を共に過ごしました。ウサギの7歳は人間でいうと約70歳、寿命なのかまだ若いのか微妙なところです。こうやって写真みても、なかなか器量佳しでした。
かのん

 ウサギの消化管は繊細なバランスの上に成り立っているそうで、多くの飼いウサギが食物鬱滞などの消化管のトラブルで命を落とすようです。ウサギは、大きな盲腸をもっていて(小腸から大腸に繋がるところです)食べた草やハッパのセルロースをここで腸内細菌の力によって分解します。栄養が取れるか、生きていけるか、この腸内細菌にかかっているのです。食事が送られてこないと、胃腸の動きが悪くなり、腸内細菌のバランスが崩れてしまいます。ウサギは吐くことが出来ない動物なので、腸内細菌が作り出したガスや毒素が胃腸内に貯まっていき、更にバランスが崩れてしまうのです。
 ストレスでも、食べ物でも種々の原因により鬱滞が起こると、かなりやばくなっていきます。様子をみることなく、即獣医さん、とにかく腸を動かさないと状況が刻一刻と悪くなってしまう動物なのです。
 花音も、ペットシーツを食べて体調を崩してしまいました。年齢からしても、そろそろ妙な行動が出始める頃なのかも知れませんが、こうした異常行動に気が付くのが遅れてしまったのは、「いかに普段からちゃんと見れていないか」という事でもあり、家族の一員と言いながら実際の対応は飼い主失格、と反省してもしきれない痛恨のメッセージをもらうことになってしまいました。
 いつも微妙な変化も感じ取れる位に、よく観察し、面倒をみていたら、こういったストレスや高齢化による異常行動のリスクも管理できて、要介護ウサギまで行けるのでしょうね。今回は、しばらく工事の騒音が続いていたので、これがストレスになっていた可能性もあって十分対応できていなかったのが、今となってはとても悔やまれます。ウサギは繊細で臆病な動物で、工事の音・におい、猫の鳴き声、飼育ゲージの場所移動、えさの種類の変化、気温の急変、飼い主の変化、など主に環境の変化に敏感に反応して、ストレスになってしまうのです。

 彼女は暑くても寒くてもじっとケージの中に座っているもの言わぬ存在でしたが、実に沢山のことを教えてくれました。
 ウサギは繊細で臆病な動物です。ウサギは攻撃手段をもっていない動物ですので、自然環境では常に天敵に注意を払っていないと生き延びることはできません。こういったウサギの特性を如何に十分理解することの大切さ、人間にとって何でもないことでもウサギにとってはストレスになってしまいます。階段を駆け下りる生活音でさえ、ウサギにとってはストレスになりますし、犬や猫といった他のペットが同居しているのも、ストレスになっているのです。
 これだけ気を使う、しかもウサギの常識を理解してあげないといけない動物ですので、飼うならかなり気合を入れて、手抜きせずに飼育する必要があります。仕事も人付き合いも一緒だと思います。とにかく、span of control を越えると手が回らなくなってしまいます。
 人間の常識とはまた異なる世界に生きている動物ですから、一つ一つ理解して、気持ちを通じさせるというかコミュニケーション取れるようになる所に、飼っていてよかったと楽しみを感じられる動物です。

 しかし、その花音はもうそこには居ません。これまで、7年近く共に家族でいてくれて有難う。なかなか理解してあげるのが難しく、必ずしも良い状態で飼育してあげることができなくて本当に申し訳ないことをしてきました。一つ一つ理解しあえるようになる、彼女が教えてくれたメッセージを思い出して活かしてゆく事が、彼女の供養になるでしょう。
 これまで有難う、そしてさようなら。私があの世に行ったら、また一緒になれると嬉しいのですが。


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プロフィール

scaramouche

Author:scaramouche
I am an Executive coach, Consultant and Negotiator working in Tokyo, Japan. In charge with develop people, leadership management and motivation management, supporting president level, executive level and organization level.
Concurrently a visiting lecturer/researcher in Ohmae Kenichi School of Business.

After earning MD and PhD in medicine, I experienced medical practice as an anesthesiologist and ICU expert followed by scientific research work of molecular biology and molecular genetics. Following academic experiences, I joined to a global pharmaceutical company, and experienced Drug Discovery projects, Biomarker works in global Biomarker group, and Drug Development projects in the global context of drug development. Through my medical and business career, I have shown leadership involving internal and external stakeholders to create the value of projects.

Specialties: MBA (Business strategy, Marketing, and People Development), GLLC Certified Coach, JCA Certified Medical Coach, ABNLP Certified NLP practitioner, JNLPA Certified NLP practitioner, JSNS Certified Negotiation analyst, MD.Sc, PhD (Medical), Faculty Fellow of Pharmaceutical Medicine, Certification by the Training course of Biomedical Ethics and Law (Tokyo University).

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